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【検索用 あすたしあ 登録タグ UTAU VOCALOID あ いるーP 巡音ルカ 曲 曲あ 銀歌スバル 銀歌リュウセイ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:いるーP 作曲:いるーP 編曲:いるーP 唄:巡音ルカ・銀歌スバル・銀歌リュウセイ 曲紹介 いろいろあるけれど明日に向かって頑張っていこうか。っていう曲です。 曲名:『アスタシア』 歌詞 (ピアプロより転載) 僕達には明日が見えない それでもただ前へ進めとか 自分勝手 何にも知らない 嘘吐きでも人としていてよ 何気なく誰かを傷つけて 気にしないで笑っていられる それが全ての答えに見えて繋がるから もう忘れたいよ 終わりの言葉で光を振り切る闇を呼んだ いつもの景色がじんわり淀んで風が通り抜けていく 目を瞑ってもね どうせ変わらない その奥にもまだ壁があるのかな だけど だけれども この手は止めない 恋だ何だとかあるけど いつもの僕は僕で 何かを創るよ さよならは言わず 一歩踏み出せば 一人の裏道 影追い 走るその先に 道が開かれて 僕らは一つになるのさ 分からなくて迷ったりしても それでも今前へ進めれば 自分宛てに言葉を送って 本当のこと知らせてあげるよ なんとなくも繋がりは傍に 広がってく合いの手の中の 夢と触れて気持ちが変わった 忘れないよ 時は止まらない 始めの言葉で光を呼び込む力を得た いつもの景色がぼんやり霞んで風が背中を押してる 目を瞑りながら きっと変えたいとただ思うことで少し楽になる だから だからかな 手を止めたくない 愛を胸の中に秘めて いつもの僕は僕で 何かを創るよ さよならは言わず 一歩踏み出せば 意識は影を越えた 駆ける心全てを重ねて 満たされない言葉束ねる 結局気分次第で僕達 笑えるような余裕はあるのさ 行こうよ明日へ いつも通りの日々でも…! おやすみ コメント 名前 コメント
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そこはジャバウォック島の舞台裏のような場所だった。ノイズの走る壁。 切れかけた蛍光灯のように瞬く天井。時折現れては消えていく数字の羅列。 「はっ! あ、あちしはどうしたんでちゅか!?」 ホテル・MIRAIのロビー程度の広さだろうか。狭苦しく暗い部屋の中で、 ウサギを模した不恰好なピンクと白のぬいぐるみ――モノミは目を覚ました。 黒と赤の双眸に、部屋に積まれた残骸が映る。 血のついたテーブルクロス。大量のペットボトル。壊された監視カメラ。 どこかで見た柱の破片。どうやらここは不要なデータを一時的に収納しておく 『ゴミ箱』の一部らしい。よく見るとゴミ山の中に、モノクマに『モノミ』として 改造された際、むしりとられた羽や折られた杖が紛れている。 アンバランスなぬいぐるみの体躯をよいしょと起こして、モノミは首を傾げる。 どうして自分はここにいるんだろう。同じ監視者である七海千秋と共に『おしおき』 されて潰れたはずではなかったか。 「やあ、不思議そうな顔だねぇ……うぷぷぷぷ」 突如聞こえた声にモノミは振り向く。ところが急いで振り向いたせいで、 バランスを崩して転んでしまう。きゃっ、とか細い悲鳴を上げる彼女の頭を、 ぽてっと何者かが蹴った。 「モノクマ……!」 モノミとよく似た体型、白黒にすっぱり塗り分けられた身体。モノクマが、 相変わらずの不敵な笑みを浮かべてそこに立っていた。 「何かに使えるかと思ってさぁ。一体だけこっそり機能停止させて、ここに 隠しておいたんだよね。でもぉ、……もう、いらないや」 コミカルな動きでモノミの前ににじりよると、モノミの半ばから折れている 左耳をむんずと掴む。 「なにするつもりでちゅか!?」 「前から思ってたけど、兄より耳が長いなんてナーマイーキだーよねーぇ。 そんな妹にはおしおきしなくっちゃ」 自分で作った兄妹設定をあっさり否定したことなど忘れたかのように、モノクマは 頬を染めてニコニコしながらそんなことを言い放つ。そして、どこからか大きなハサミを 取り出すと、モノミの両耳を途中からヂョキンヂョキンと切ってしまう。 「ぎゃあああああああああああああああああぁっ!」 モノクマドS閃のときとは比べ物にならない痛みがモノミを襲った。作り物であり、 プログラムに過ぎない彼女は、部位の欠損くらいでは生命に関わらない。 が、擬似的な物理ルールを持ったこの世界の中で、それなりの痛覚を設定されている。 「あっはっはははははは!」 綿のはみ出た耳を押さえ、涙を流してて転げまわるモノミを見て、モノクマが 腹を抱えてゲラゲラ笑う。笑い声は次第に増幅し、ゴミ山の陰から別のモノクマが一体、 また一体と姿を現す。無機質な微笑を浮かべたマスコットたちは、モノミを取り囲むと、 暴れる彼女の手足を押さえつけた。 「ねぇねぇ、ボクさぁ、一回『キンシンソウカン』ってやってみたかったんだよねぇ」 「……う、うぅ……う?」 耳の痛みというノイズの嵐に阻まれ、よく聞き取れずにモノミは相手を見返す。 「『やめてえぇ、おにいちゃああぁん』とか言ってもムダだからね! そういう台詞は相手をますますその気にさせるだけなんだからね、妹よ」 五体のモノクマ達にモノミの四肢と頭をそれぞれ固定させ、最初からいた一体が 両足の間に陣取り、オムツをひっぺがす。 「ん?」 ふいにモノクマは首を傾げた。何かが邪魔をして、モノミの腹部がまっすぐ上を向かず 傾いてしまっている。ピンクと白の体の下を覗き込むと、臀部(とおぼしき箇所)に ちょこんと生えた丸い尻尾のせいらしかった。 「ジャマなシッポだなあ。ほんと、いらないとこばっかり出っぱっちゃってぇ」 「ま、まさか……」 モノクマが手にするハサミを見て、モノミは表情を歪める。 「いやいや、これはもう使わないよ。ポイッと」 投げ捨てられたハサミがゴミ山のてっぺんに突き刺さる。そしてモノクマは再び どこともしれない場所から、今度は大きな『おろし金』を取り出した。 「ひうっ」 「おやおや。何に使うか分かったみたいだね。頭の悪いモノミちゃんにしては珍しい」 拘束から逃れようとジタバタもがく無力なぬいぐるみを持ち上げ、尻尾の真下に おろし金を配置する。 「やめるでちゅ! やめて、やめてってば!」 『うぷぷぷぷ……』 モノクマたちは不気味な含み笑いを漏らしながら、モノミの身体をおろし金の上に 下ろし、尻尾を金属のギザギザした細かい刃に擦り付け始めた。 「やめ、や、ひぐぅっ、いぎぁあああぁぁああ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙っ!!!」 モノミは顎が外れそうな勢いで叫び声を上げる。キリキリ、ズキズキ、ジクジク、 グチャグチャ。どんな擬音語でも表せないような痛みが、全身の神経を駆け巡った。 ふわふわのフェルトに包まれた小さな尻尾は、押し付けられて変形しながら徐々に 崩壊していく。おろし金の刃に引っかかった布や綿が縮れてだんごになる。 尻尾と一緒に押し付けられた臀部全体が綿をむき出しにするに到る頃、モノミは みじろぎする気力もなくしてぐったりしていた。こぼれた涙で目の周りはぐっしょり 濡れて変色し、短くなった耳だけがピクピク痙攣している。 「うーん……耳も尻尾もなくなって。これはもう、ウサギでもマスコットでもない 謎の物体だよ。名前にモノクマの『モノ』を入れるのももったいないね。 おい、おまえなんかもうモノミじゃなくて『ミ』! ただの『ミ』だっ!」 無茶苦茶なことを言うモノクマに反論する気力も起きない。 「しょぼーん……なんの反応も返ってこなくて、これじゃボクが馬鹿みたいじゃないか。 まったく、リョナり甲斐のない妹だなあ。面倒くさいからさっさとヤっちゃおーっと」 モノクマは肩を竦めておろし金をどかす。ピンクと白の繊維が引っ張られて、 ぷつぷつと切れた。 「はい、ここで皆さんに問題です。赤ちゃんを作るために必要なのはなんでしょう。そう、 お父さんとお母さんですよね? つまるところ、おしべとめしべなわけです」 モノクマの股間から機械のモーター音と共に、勃起した男性器の形の突起が伸びる。 色はきっかり左右で白と黒。その先端をモノミの脚の間に押し当てると、白とピンクの 境界にある縫い目がひとりでにするするとほつれ、突起が入るだけの裂け目ができた。 「……ふえぇ? モノク……なに、す……」 「言っただろ? 皆さんお待ちかねの、近、親、相、姦、だよ」 ずずっ、と突起が縫い目に押し入った瞬間。電流でも流されたかのように、モノミの 体が跳ねた。 「うああああああああああああああああああああ!!」 バチバチと火花が飛び、フェルト地のあちこちがはじけて綿が飛び出す。モノクマの ペニスから放たれたのは精子ではなく、モノミの身体を蝕むウィルスコードだった。 「やメテぇー! ヤメて、死んじャイまちゅヨぉぉォオおおおっ!」 モノクマはシワが寄るほど強くモノミの腰を引き寄せ、ひょこひょこと滑稽な動きで ピストン運動を繰り返す。それに連動して結合部からデータの切れ端が飛び出した。 「いヤああああアあぁぁぁっ!!」 モノミは絶叫し続ける。存在そのものを書き換えようとするウィルスが全身を苛み、 無意味なデータの群れが体中を侵食しようと暴れる。 モノクマ自身も感電したようにがくがくと震え、呻き声を漏らす。 「ううぅっ、あはぁ、イっちゃいそ、う」 「ダめェええエえ、あ、ウあああアアあァぁああaあアアああaa亜あっ!!!」 一際強いウィルスの波がモノミを襲い、電球が切れるときのように一際強い光を放った 後、残骸となった小さなぬいぐるみは動きを止めた。 「さてと、卒業試験の準備をしないとね」 モノクマ達は来た時とは違い、特に何の演出もせず部屋から消え去った。 「うウぅ……」 暗い部屋の中、後に残されたのは、あちこちから綿がはみ出てフェルトの生地も ぼろぼろのぬいぐるみが一体。ピンク色の左手を持ち上げると、モザイクのような ノイズが走る。 基本システムにまで損傷が及んでいて、無理に動くとあっという間にエラーの嵐に 飲まれそうだった。惨めさと心細さと、何より絶望感が胸をじわじわと満たす。 (あちし、このまま消えちゃうんでちゅかね) 七海と一緒におしおきされたとき、覚悟は決めていた。結果がほんの少し、先延ばしに なっただけのこと。 新世界プログラムを監視するAIとして生まれ、ぬいぐるみの姿と『先生』としての 人格を与えられたモノミ。彼女は彼女なりに、その役割に誇りを持っていた。 生徒達を引率し、見守り、彼らが希望を持って現実世界へ卒業していくのを全力で助ける。 ツクリモノの自分にそんな素敵なことができるなんて、とっても幸せだと思ったのだ。 だからモノクマによってシステムが乗っ取られた後も必死に抵抗した。権限の ほとんど全てを奪われ、貶められながらも、ムダとも思える足掻きを続けた。 それもここで終わりだ。そう思ったら急にさびしくなってきた。 (千秋ちゃん……お父さん…………みんなぁ……) 枯れたと思った涙で再び視界が滲む。 役割とかそんなもの関係なく、モノミは生徒のみんなが大好きだった。驚くほど 個性的で、生き生きと動く、プログラムの自分とは違う生身の彼らを愛していた。 先生として見てもらえなくても、信用されなくてもいい。みんなを助けてあげたかった。 (十神くん、花村くん、小泉さん、辺古山さん……澪田さん、西園寺さん、罪木さん、 弐大くん、田中くん、狛枝くん、……千秋ちゃん。ごめんねぇ、助けてあげられなくて) ――いや。 彼女は自身がこんな状況に及んでも、まだ。 (日向くん、左右田くん、九頭竜くん、それに終里さん、ソニアさん) 彼らを、“助けたい”のだ。 「……ま、負けナイデちゅ…………」 こんなところで絶望してしまうわけにはいかない。七海は最後まで他のみんなに 希望を残して逝ったというのに。愛する生徒達がまだ五人も残っているというのに、 こんな所でへこたれているわけにはいかない。 「あ、アチしはみなさんノ、『先生』なんでちゅ……!」 持てる力の全てを使い、己のシステムの修復を試みる。せめて、身動きできる くらいには。それが終われば今度はマジカルステッキだ。完全に修復できずとも、 あの機能の何分の一か、いや、百分の一でもいい。それが使えれば、きっと『希望』が 見えてくるはずだ。 幾ばくかの時を経て。モノミ……いや、ウサミは江ノ島アルターエゴの前に出現する。 最後の力を振り絞って、『先生』としての責務を果たすために。 この仕事を終えれば彼女は今度こそ消滅してしまうだろう。それを知っていてなお、 ウサミの笑顔は晴れやかだった。 「行っきまっちゅよ――!」 柔らかなフェルトの手に握り締めたマジカルステッキを振り上げると、七色の光が迸る。 真っ白な綿と溢れんばかりの愛情が詰まった小さな身体が、江ノ島の巨体へと 飛びかかっていった。 「……らーぶ、らーぶでちゅ!」
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【検索用 くうかん 登録タグ Saku VOCALOID く 初音ミク 曲 曲か】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:Saku 作曲:Saku 編曲:Saku 唄:初音ミク 曲紹介 クラップだけでリズムを作ってみたくて 曲名:『空間』(くうかん) ボカコレ2022春ルーキー参加楽曲 映像はえいたが担当している。 歌詞 (Youtube版の概要欄より転載) アルキ ツヅケ マガリ スキマ ヌケテ エイエン ツヅキ オワリ チョクセン ヒイテ ヒカリ タグリ タドリ ソコニ クウカン ヒカリ クラヤミ フレテ イチド トマル フラッシュバック 僕らの先に見える 手を伸ばし フラットで 確かな私へと 差し込んでくるか? Point of View どうしたって君の音を 覗き込みたいね 素敵なことでしょう? 閉ざされた未知は 失った目が 乱反射して ぼやけた世界の光を辿って行き着く先にあるものは? ああ僕らはそろそろ気付いてしまったな 壁のない部屋の中で消える とこしえに突っ立って閉じこもっているだけか 霞んでいくもの見下ろし消える アルキ ツヅケ マガリ スキマ ヌケテ エイエン ツヅキ オワリ ミチヲ ヨコギル ヒカリ タグリ タドリ ソコニ クウカン ヒカリ クラヤミ フレテ イチド トマル フラッシュバック シャッターを切る時に攫う瞬間は 造られた四次元に不自然に隠れ Point of View どうしたって現れる隙間は フラットで 確かな私へと 差しのべてくるわ 失った声 時に先絶え 崩れる世界の光を辿って行き着く先にあるものが ああ僕らはそろそろ気付いてしまったな 壁のない部屋の中で消える とこしえに突っ立って閉じこもっているだけか 霞んでいくもの見下ろし消える 通りを抜けあなたはいつまでもつづく 日々の中で僕らを揺らす 飛び越えた空の中で待つ錆びた鍵は 壁のない部屋の扉を 開けて ああいつまでも測れない空の間から 醒めない光は繋ぐだろう いつか 間違い探しの旅に出かけようか 開けっ放しの扉は閉ざして コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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基本gdgdカオス部屋★ らい部wiki LIVE部屋ch11013★ リア友3人【DMK】【天夜】【JOHNNY】 でやっている仲良し同盟、且つLIVE部屋!!! 毎日仲良くgdgdやっております(`・ω・´) 常連部員も多いこの部屋、中毒注意★ 静かな時もあるけど、基本カオス。 美声がくると場が湧きます!!!!! たまに『歌部屋』や『声劇』をやったりしています 暇な時にでも遊びに来てね(`・ω・´) 7039afe20ef179c9361c1c594aa21a4e565afd6fl.jpg DMKジャージ長@らい部 39e0cc7ed691c2afe401d2d6478afb5022145178l.jpg JOHNNY 3b03c7150e3118ffbc1acb7d00ebd9581de51ccdl.jpg 天夜×風早
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スペースチャンネル5 当Wiki連絡用掲示板内「差し替え・追加スレッド」-424~429 424 :名無しさん:2013/06/06(木) 20 24 56 ID ??? なぜかパート2はあるのに、初代がwikiにないスペースチャンネル5を書く。 ドリームキャストとプレステ2のゲーム。音ゲー。 25世紀。モロ星人と呼ばれる宇宙人達が地球を侵略、当たった人は踊り続けるビームで地球人を襲う。 宇宙放送局スペースチャンネル5は、リポーターである主人公「うらら」を派遣し生放送を開始。 モロ星人達のステップをやり返す事で撃退・踊る人々を解放できる事がわかり、うららは踊って、時にはビームで、モロ星人たちを倒していく。 うまくダンスするとシチョーリツも上がる。失敗すると下がる。 425 :スペースチャンネル5:2013/06/06(木) 20 25 41 ID ??? 西暦2489年。 ピンクの宇宙服を着た少女が、宇宙を漂っている。 「こちらチャンネル5。スペースシップ遭難事故の行方不明者、最後の一人を発見しました」 青い宇宙服を来た人物がそれを抱きとめる。 「よく頑張ったな、もう一人じゃないぞ」 十年後。 宇宙船の飛行場に突如、たくさんのUFOが飛んでくる。 中からモロ星人が降り立つ、モロ星人たちは逃げまどう人々にレーザー光線銃を撃っていく。 宇宙を漂う放送局「スペースチャンネル5」。 宇宙放送艇「アストロビート号」に乗るうららに、ディレクターのヒューズから通信が入る。 通信「スペースポートで事件だ、宇宙人が人々を踊らせているという情報が入った。うらら、アストロビート号で発進するぞ」 「了解!」操縦席に乗ったうらら。アンテナの突いた宇宙放送艇が現場へと向かって飛び立つ。 『うらら登場!の巻』 逃げまどう人々で一杯のスペースポート。マイク片手にうららは進む。ちなみにこの時点のシチョーリツは10%。 「皆さん、こんばんは。今夜のうららリポートショーは、スペースポートに襲来した宇宙人が人々を踊らせているという、異常事態を生放送します」 ヒューズからの通信。以降、通信=ヒューズ。 通信「通信状態良好。うらら、はりきって行け」「了解」 歩き続けると、踊るモロ星人三人と、バックで踊る人々が二人いた。 「ご覧ください、宇宙人です! 後ろの人は踊らされた人でしょうか」 画面上部ににテロップが入る。ニュース速報:宇宙人の動きをマネるのが有効! 通信「宇宙人の動きに注意しろ! リズムに合わせて入力だ」「レッツダンス!」 「救出成功です!」通信「なかなか決まってたぞ、うらら!」 助けた二人がバックダンサーになる。つき進むうらら。 通信「注意しろよ……物陰からくるぞ、宇宙人にはAボタンビームが有効だ」「了解、レッツチュー!」 飛び出してくるモロ星人たち。ステップに合わせてAボタンビームで撃退するうらら。 通信「地球人にはBボタンビーム」ニュース速報:地球人にはBボタンビーム 飛び出してくる地球人達を、ステップに合わせてBボタンビームで救出。「完璧に救出しました」 その後もバックダンサーの地球人を増やしていく、カメラを撮るスペース・ニホン人などを助けシチョーリツもあげていくうらら。皆で突き進む。 管制塔の屋根の上を歩くうららと一同。丸い屋根の上を音楽に合わせて突き進む。 「管制塔にやってきました。情報によると出動したスペースレスキュー隊が、ここで踊らされているとの事です」 通信「宇宙人、接近。滑って落ちんなよ」「了解……レッツシュー!」 出てくる敵を打ち倒すうらら。「救出大成功です」画面を何者かが横切る。通信「おい、なんだ今の奴は!?」 青い服の女が、画面の真ん中に登場する。 「はぁい、みなさん、こんばんは。プリンで~す」通信「同業者か?」 「リポート見るなら42チャン」通信「負けるな、うらら」「了解」「「踊りで勝負よ!」」 プリンに踊りで勝つと、相手の親衛隊のギターがバックダンサーになる。「チャンネルはそのまま」 「発射台にやってきました、なんでしょう、怪しい気配がギュンギュンします」 通信「何かが接近、注意しろうらら!」「了解」 ピンク色のデカイ何か、ココ★タピオカがUFOから落ちて地面に着地。 「生物でしょうか? ロボットでしょうか? とりあえず踊ってみたいと思います!」 踊り勝っていくと、口を開けて黄色い足の生えた奴がたくさん出てくる。 「ご覧ください、ボスの口から何か出てきます」通信「なんじゃこの黄色い奴らは!?」「レッツシュー!」 黄色い奴らを撃ち倒していくと、タピオカがあらぶり始める。「あ、怒っています。激しく怒っています」通信「もう少しだ! 気を抜かないで行け!」 大きく開いて光り輝くタピオカの口に、ステップに合わせてビームを放つうらら。タピオカはその場で後ろに倒れた。 「以上、スペースポートよりうららがお送りしました。――スペースチャンネル5」通信「ハイ、カット!」 426 :スペースチャンネル5:2013/06/06(木) 20 26 23 ID ??? モロ星人たちが暗い部屋で、大きな机を囲んで会議している。 「あまり踊らせられなかったモロ! なんか邪魔も入ったモロ!」 「そ、その件につきましては…」 「言い訳はいいモロ! 次の作戦を言うモロ?」 「は、はいモロ! 今回の敗北原因があまりにも「正直すぎた」のでは? という分析結果を考慮し…「卑劣で卑怯、けど優雅」というコンセプトの作戦を練ったモロ」 「いいモロね」 「そのための舞踏メカはこちらモロ」 大きな扉の上のビジョンがアップになる。「おおーーっ」 『スペースシップ SOS!の巻』 「みなさんこんばんは。今夜のうららリポートショーは、宇宙人が踊り暴れるスペースボート客船から生中継でお送りします」 画面が切り替わる。「コックピットまできました」通信「気を抜くなうらら、前方に宇宙人反応」「了解、レッツシュー!」 モロ星人たちを倒し、乗組員を救出。「救出大成功です」通信「おー、いい感じ。まわれー、右」 コックピットから出て行こうとするうらら達。 「は!? 前方に踊らされたスペースシップキャプテンです!」 通信「うらら、歌って踊って救出だ!」 モロ星人を踊り倒したうらら。キャプテンがバックダンサーになる。通信「うらら、次はビッフェに向かえ」「了解」 通信「あ、まだいた、チューと言ったらAボタンビーム」「了解」 銃を撃って、モロ星人を倒すうらら。「チャンネルは、そのまま」通信「ビューティフルシューティング!」 「ビッフェにやってきました。美味しい匂いがぎゅんぎゅんします」 通信「気を散らすなうらら」「了解」ニュース速報:各方向に出現する集団は、左のヤツから撃ってくるぞ「レッツシュー」 モロ星人と客が混じって出てくるのを的確に倒し、救出。「完璧に救出しました」通信「大変よくできました、うらら」 「スペーススーパーモデルが踊らされています」通信「うらら、救出して差し上げろ」「レッツダンス!」 モロ星人を踊り倒し、スペーススーパーモデルをバックダンサーにしたうらら。 そのまま突き進むが、音楽が小さくなる。宇宙船の外を見ると別の宇宙船が登場する。 宇宙海賊放送艇「バッドチューニング号」が外にあった。 「スペースチャンネル5、番組をいただくぞ」 「なんですって!? きゃ!?」 画像が砂嵐になり、「しばらくおまちください」とメッセージが出る。 通信「どうしたうらら、何が起こっているんだ!? 放送システムチェック急げ!」 画像が戻ると男たちが踊っている。通信「や、やつらは!? 宇宙海賊放送局!」「え?」 「私の名前はジャガー♪(バックコーラス付き)。真実を伝えるのは我々だ! ……邪魔するなら」「「踊りで勝負!!」」 長いステップを覚えて、ジャガーを踊り倒す。一人バックダンサーを貰う。 「以外とやるじゃないか。また会おう」「待って!」去っていくジャガー。 通信「うらら、次はパノラマ展望室へ向かえ……あ、まだいた、チューと言ったらAボタンビーム!」 「撃ちます」モロ星人を倒すうらら。「チャンネルはそのまま」通信「デラックスシューティング」 「パノラマ展望室へやってきました……ああ!」 「UFOの母艦はすでに撤退を始めているぞ、追わなくていいのかチャンネル5」 UFOを追う海賊放送局の宇宙船。くやしそうな声を出すヒューズ。通信「ジャガーめ!」 「あ、なにかが転送されてきます。タコでしょうかイカでしょうか」 触手の生えたロボット。えっちいな舞踏メカ『モロリ~ナ』。 通信「小学生たちが捕まっているらしい!」 先生「あー、生徒たちが!」通信「まだキッスが優先だ!」 小学生「きゃー、お姉さん助けて!」通信「小学生にはBボタンビームで救出」ニュース速報:スペース小学生にはBボタンが有効 的確に触手の先のモロ星人とスペース小学生を撃っていくと、メカが爆発し出す。 「ボスがシクシクしています。でも、これで終わるとは思えません……やっぱり動き出しました」 通信「まずい、重力がなくなった」ニュース速報:重力発生装置が破壊されました 互いに浮いた状態で、それでも的確に撃っていくうらら。大きな舌がメカから出てきてうららを巻き取る。 「きゃー! 巻かないで!」通信「うららー!」 「ぬるぬるします! 激しくぬるぬるしています!」 その状態でもステップに合わせて撃ちまくるうらら。そして撃破する。 「以上、スペース豪華客船より、うららがお送りいたしました。――スペースチャンネル5」「うららさん、ありがとう」通信「ハイ、カット」 427 :スペースチャンネル5:2013/06/06(木) 20 27 01 ID ??? モロ星人たちが暗い部屋で、大きな机を囲んで会議している。 「やばいモロ! UFOが追跡されて、秘密基地の位置がばれたモロ!」 「そ、その件につきましては…」 「言い訳はいいモロ! 対応策を言えモロ?」 「は、はいモロ! すでに、あの秘密基地周辺に「隕石型踊らせミサイル」を、基地内部通路に「精鋭部隊」を、そしてとどめの中心部には最強の舞踏メカを配置したモロ」 「なかなかいいモロね」 「ちなみに最強舞踏メカはこちらモロ」 大きな扉の上のビジョンがアップになる。「ひょーーっ」 『突撃! スクープ争奪戦! の巻』 「みなさんこんばんは。宇宙人の秘密基地が、ここアステロイド地帯にあると発見しました」 通信「遅れをとるな! スクープ持ってくるんだ! ここでは何でもかんでもAボタンビーム!」ニュース速報:なんでもかんでもAボタンビーム 隕石を、ついでに同業者たちを撃ちまくるうらら。途中、海賊船が巨大隕石を撃破する。そしてジャガーが飛んでくる。 「またチャンネル5か……いくぞ!」 飛んでくるジャガーの海賊たちを、撃墜するうらら。 「なかなか、やるな」 「リポート見るなら42チャン」通信「プリンに先を越された!?」追いかけるうらら。 基地内の通路はカラフル。警告速報:部屋を明るくしてTVから離れてね 乗り物で追いかけるうらら。モロ星人達が邪魔をする。 「た、助けてくれてもよくってよ?」通信「踊らされているのはプリンか!?」「はやく助けてー」 モロ星人精鋭を踊り倒すうらら。去っていくプリン。「一応、ありがとう」 突き進んでいくと上下左右からモロ星人が出てくる。撃ち倒すうらら。 「ついに中心部にやってきました……TVです、とても大きなTVがあります。怪しい気配もぎゅんぎゅんします!」 最強舞踏メカ『モロリン! モンロー!』。 画像の中に一つの目玉を持った丸いモンスターが出てくる。撃ち倒していく。 「ご覧ください、モニターの中から何か出てきます。あ、ぷるぷるしてる」通信「なんじゃこりゃ!? これが奴らのボスか!?」 でっかい緑とピンクが合体したロボットが出てくる。踊り倒していく。 メカはぐるぐる回転し、二体に分かれる。 「なんと今度は分裂しました! ちょっとピンチの予感です!」 ステップを着実に決めるが、敵メカからの一撃を喰らい膝をつくうらら。 「その程度か、チャンネル5」通信「しまったジャガーに追いつかれた!」 「逃げるなら今のうちだぞ?」「負けないわ!」 一緒に銃を撃ってくれるジャガー。 メカは今度は人質とモロ星人を混ぜてくる。ニュース速報:モニタをよく見て撃ち分けよう! うららは的確にモニターを倒し、ジャガーは敵メカを攻撃、撃破する。 通信「よし、スクープはバッチリ取れたぞ! よくやったうらら!」 「ごらんのように宇宙人基地を壊滅させました。これで地球にも平和が訪れるでしょう。以上、秘密基地よりうららが…」 通信「テレビの様子が変だ」 画像にはモロ星人がビームを撃つ所。「踊らせろ! 踊らせろ!」。 「やあ、なに!? この映っているのは……これは洗脳放送?」 モロ星人に囲まれるうらら。通信「テレビだ、テレビを撃つんだうらら!」「了解!」 うららのビームで破壊される巨大テレビ。モロ星人たちが自由になる。通信「やつらも踊らされていたのか」 「大変、基地が崩れる、みんな逃げて!」緊急警告:部屋を明るくしてTVからはなれよう 今まで来た道を全速力で逃げるうらら。爆風が追いかけてくる。 通信「うらら脱出を急げ! 宇宙人たちもAボタンビームで救出だ!」「任せて!」 炎にまかれて吹っ飛んでくるモロ星人たちを救出しながら、脱出する。 通信「炎が迫ってるぞ、急げ!」通信「さらに迫ってるぞ、急げ!」通信「もう、すぐうしろ!」 「ちょっと熱いです!」通信「こらえろ、出口は近いぞ!」 「了解!」通信「あらかた脱出!」 そのときジャガーから通信が入る。 「洗脳放送の放送元が特定で来たぞ! チャンネル5の周波数と同じはずだ! なぜなら」通信「なんて言った!?」 「脱出しまーす!!」通信「ハイ、カット」 428 :スペースチャンネル5:2013/06/06(木) 20 28 05 ID ??? モロ星人たちが暗い部屋で、大きな机を囲んで会議している。 「え!? 我々って洗脳されてるモロ? そうなのモロか!?」 一人、通路を誰かが進む。 「ワ、ワタシに聞かれましてモロ…」 「む、そうだモロよな。うん…。たぶんそんなコト無いモロよなあ…」 二人、通路を誰かが進む。 「次の作戦、いくモロ! やはり理論先行の作戦は、我々に向かないのではと考え、欲望の赴くままに最初にまず、メカをつくってみたモロ」 「なかなかいいモロね」 三人、通路を誰かが進む。 「こんなカタチになった…モロ!?」 大きな扉の上のヴィジョンがアップになる、しかし画像は映らず代わりに扉が開いた。 光り輝く扉の奥、うらら・ジャガー・プリンの三人が立っていた。 『銀河最大の悪を暴け! の巻』 「チャンネル5局長のブランクさん。罪のないモロ星人を操っていたのは、あなたですね」 モロ星人の座る大机の奥に、男が座っていた。 「私の踊りとマイクで、真実を暴いて見せるわ」 うらら、そしてその後ろでジャガーとプリンが踊る。そして突き進む。 「みなさん、こんばんは。今夜は宇宙人襲来の真相究明リポートを、とことん追っていきたいと思います。犯人はどうやら、そこに座っている男の様です」 部屋の奥に座っている男。スペースチャンネル5局長「ブランク」がいた。 「はっはっは」通信「本当に局長が犯人!?」「あなたたちはブランクにあやつられているのよ。目を覚まして」 通信「洗脳を解くにはデラックスAボタンビーム」ニュース速報:宇宙人には、デラックスAボタンビーム!! 襲い来るモロ星人を撃ち倒すうらら。ワーイと言って飛んでいくモロ星人。ブランクが消える。通信「ブランクが逃げたぞ」 モロ星人たちをバックダンサーに、扉を開けて追いかけるうらら。通信「注意しろ、警備システムが操作されている」 「了解。……マイケルです、スペースマイケルが踊らされています」 踊らされた「スペースマイケル(本人)」。ダンスの合間にフォウッと相槌を打ってくれる。通信「全力で行け、うらら」 モロ星人を撃ち倒し、地味に本気で踊っているマイケルをバックダンサーにする。 通信「十点、十点、十点! パラララララ、ヒュウ!」 突き進むうらら。通信「ブランクはコントロールルームへ逃げたぞ」 「了解」通信「あ、侵入者撃退砲台が狙っているぞ」 「撃ちます!」つり下がった砲台を撃つうらら。「チャンネルはそのまま」通信「ステキー」 薄暗いコントロールルームを歩くうらら。下に向かって飛びおりる。 「ブランクは果たして、どこにひそんでいるのでしょうか?」通信「うらら来るぞ、落ちついていけ」「レッツダンス」 モロ星人を踊り倒し、踊らされたキーボードギャルを助ける。「救出成功です」いつもの音楽にキーボードが足される。 うらら達が突き進むと、大きな扉が開く。たくさんのモニターに囲まれた空中にある大きな椅子、そこにブランクが座っていた。 「ブランク!」「ふむ、お前の様なリポーターがうちにいたとはな。真実を知りたければ上がってくるが良い」「まてー」 椅子が天井へとせり上がって消える。うらら達の前にモロ星人が立ちふさがる。それらを倒し、エレベーターへ向かう。 通信「この先のメインアンテナへ向かえ」「了解」通信「最後の最後にまだいた、いくぞ」 撃ち倒し、うららは画面に向かって言う。「ブランクを追います」通信「すてきー」 真っ暗な部屋へと辿り着く。ブランクの言葉が聞こえる。 「真実を求め過ぎるリポーターには、残念だが消えてもらおう」 うららがライトアップされる。前方に大きなロボットの群が、そしてその先頭に人型サイズのロボットが下からせり上がってくる。 うららそっくりの白と緑のロボット。パーフェクトリポーター「イビラ」。全体が光り輝く部屋に、対峙する互い。 「リポーターは私のために、シチョーリツさえ稼いでいればよい、この子の様にな」 イビラはロボット声でしゃべる。 「私はイビラ。完璧なリポーター。うらら倒す」通信「魂なきリポーターにうららが負けるか!」 序盤のダンス勝負でうららが競り勝つ。 「どうしたんだ、お前は完ぺきなはずだ!?」通信「なかなかいいぞ、その調子だ!」「私が踊りで負けるもんか!」 そしてうららが踊り勝った。 「ただの操り人形に、リポーターは無理だった様ね」通信「!? うわ、うらら、助けてくっ!?」 停止するイビラ達。そして全周囲の天井と壁が開き、宇宙が見える。 429 :スペースチャンネル5:2013/06/06(木) 20 29 32 ID ??? ニュース速報:ディレクターが宇宙中継艇ごと捕まった模様 巨大なオレンジ色のロボットが外にいた。その手に宇宙中継艇を持っている。 「消えてもらうと言ったはずだ、うわっはっはっは!」「ディレクター!」 お立ち台の様な小型の乗り物が宇宙から飛んでくる。それに飛び乗るうらら。ジャガーとプリンも別々の物に乗ってついてくる。 通信「うらら、逆転だ! システムの逆方向に入力してからAボタンビーム!」続報:指示とは逆方向に入力してからAボタンビーム!! ジャイアントイビラが宇宙中継手を手に、ミサイルを出してくる。ジャガー・プリンと共に迎撃。 「シチョーリツが上がればいいんだぁあああ!!」「きゃあああ!!」「プリーン!」 プリンがぶん殴られて、ぶっ飛んでいく。怯まず攻撃するうららとジャガー。 「真実など必要ないのだ!!」「うおおおお!?」「ジャガー!」 ジャガーもぶっ飛ばされる。それでも一人、戦い続けるうらら。しかし、曲が止まる。 通信「サウンドシステムが、きょく、が、っ」 音楽がなければステップを踏めず。ミサイルが次々と直撃。吹っ飛ばされるうらら。 宇宙を漂ううらら。 そこにジャガーの乗った、宇宙船が助けに来る。うららを助けてくれた十年前の出来事に酷似していた。 「うららよく頑張った、もう一人じゃない」「じゃ、ジャガー」 うららは乗り物に戻る。 BGMは消えたまま。だが、たくさんの人々の声がアカペラで音楽を作り出していた。それに合わせてステップを踏んで攻撃するうらら。 ジャイアントイビラの頭が飛んで変形。大きなモニターになる、そこにブランクが映っていた。 洗脳放送発信メカ『ブランクTV』。 「シチョーリツこそが、シチョーリツこそが、し、シチョーリツこそが人生そのもの……洗脳放送で宇宙人を操って何が悪い!! 全てはシチョーリツのために!!」 「お聞きいただけたでしょうか? 今回の騒動の黒幕が、自ら白状しました」 うららに「ブランクTV」が襲いかかる。うららがTVに取り込まれる。 今まで助けてきた人が、モロ星人が、メカが、たくさんの人々がブランクTVの前に集まってくる。 「うらら頑張れ!」 たくさんの人がうららに合わせて声を出す。もっともっとたくさんの人が集まってくる。 「うららガンバレー!」 踊り勝っていくうらら。テレビから脱出し、たくさんの人々の前に着地する。マイク片手に、指をさす。 「みんないくわよ!」みんな「Let s Dance!!」 全員同時にブランクTVに対して踊る。苦しむブランクTV。 「し、シチョーリツが……」通信「今だ! 皆の踊りエネルギーをアンテナに集めるんだ!」 うららは踊る。「了解! ブランク、悪さが過ぎた様ね!」 ジャガーも踊る。「真実を歪める奴は許さん!」 プリンも踊る。「リポーターを道具扱いする奴も許せない!」 モロ星人たちも踊る。「あやつるなんて酷いモロ!」 「さあ、みんなで一緒に決めるわよ!」通信「タイミングを外すなよ!」 アストロビート号の巨大アンテナに光が集まっていく。収縮した光がブランクTVを吹き飛ばす。「まーた来週」 ブランクTVは宇宙のかなたへと、飛んでいった。踊り喜ぶ人々の前で、うららが冷静にリポートした。 「モロ星人の疑いが晴れて良かったですね。以上、モロ星人襲来の真相究明リポートをうららがリポートしました。スペースチャンネル5」 通信「銀河一、良かったぞ、うらら」「さあ皆、銀河の果てまで行進よ!」 アストロビート号が、宇宙に光の橋をかける。そして今までのキャラクター達が、その上を更新する。 スタッフロールが延々と続く。 モロ星人「アップ」 うらら「アップ」 通信「ハイ、カット!」ちなみに失敗すると通信「おいおい」。 二週目はミス無しだとEXという、それぞれの中間地点の別ステージに行ける。そのステージの始まり・終わりは同じ。
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本作はスキルの強化をしなくても、大半の敵に勝てると公式に明言されているため 本稿もルルルーシュ,封印された魔導書以外はスキル強化無しでも攻略できるように書いています。 魔女の家 妖精の森 暗い森~キノコ森 墓地~吸血鬼の館 図書館 魔女の家 ベッドで目覚めたら、そばにあるテーブルを調べてファックを覚える。隣室のベッドには紫色の陰毛x3がある。 陰毛は寝るたびに再配置され、ルルルーシュが在宅していないときに調べれば入手できる。 家を出たら庭にいるフィアリアを倒すと話が進む。家の一つ北のマップの宝箱からは探究者の護りを取れる。 庭にある壷のうち、真ん中の壺を39回調べるたびに、ハイパーファック,EXP99999,ハイパーピルx999,みつばちの護りが手に入る。 妖精の森 魔女の家から南の森。 1マップ目では南西の宝箱で耐える、フラワリア付近の宝箱でクイックスタブを覚えられる。 フラワリアを倒して花びらを入手した後、魔女の家に引き返すとルルルーシュの店を利用可能になる。 以後ルルルーシュに同行されるようになり、魔法陣で封鎖された橋を通行可能になる。 2マップ目では中央の花畑からこの道を通ると、喉突きの宝箱を取れて、鉄格子の開錠もできる。 ボロ小屋の宝箱からモンスターピルx10を得ると、一時的にルルルーシュと別れて、魔物を捕まえることになる。 1体でも魔物を捕まえてからルルルーシュと話すと、彼女が復帰し、店でモンスターピルを買えるようになる。 ピルの販売開始前にモンスターピルを使い切ってルルルーシュと話すとモンスターピルが10個補充される。 フィアリア,バドアリア,フラワリア,フェアリーを捕まえて、北西の花畑を通るとエルフと戦闘になる。 エルフの初回撃破時はエルフ討伐の証が手に入る。エルフとの再戦は中央の花畑でできる。 エルフを倒した後で魔女の家に帰ってルルルーシュと話し「行ける地域を広げたい」と言うと、暗い森の鍵通行証をもらえる。 暗い森~キノコ森 魔女の家の西から暗い森に行ける。 1マップ目にはモンスターピルx10,落ち着くの宝箱、お守りショップの入口がある。 2マップ目は橋の先でカウンターの宝箱を開けると、シュバルツ・カッツェ,シュヴェスタ・カッツェと交互に戦う4連戦になる。 4連戦を突破したら「見逃す」を選んで一旦退くこと。「見逃さない」を選ぶと、さらにとうぞくリーダーとも連戦になる。 とうぞくリーダーを倒すには、2マップ目から南の暗所を経由した先のジェルルの洞窟にある忍耐の構えが必要。 ジェルルは捕獲できないが仕様。 とうぞくリーダーの初回撃破時は盗賊討伐の証と猫印の鍵を入手する。猫印の鍵があればジェルルの洞窟の鉄格子を開けられる。 ジェルルの洞窟の鉄格子の先にあるキノコ森では北西に指かき回しの宝箱がある。 トイレがある十字路を北に進んだ先で紫キノコと話すと、キノコ汁x5,捧げもの納品券を渡され、ルルルーシュが離脱する。 以後は朽木にキノコ汁をかけると、朽木を破壊して、マラダケx3を得られるようになる。 キノコ汁はマシュ,ピュアキノコ,闇キノコのドロップとしても手に入る。 ルルルーシュがいない隙に彼女のベッドを調べると紫色の陰毛x2を得る。 紫キノコの店売り物 必要素材 備考 技能石 ちょっと耐える 捧げもの納品券x1 マラダケx80 - 技能石 めっちゃ耐える 捧げもの納品券x1 マラダケx100 ちょっと耐える購入後に販売 技能石 喉突き改 捧げもの納品券x1 マラダケx100 めっちゃ耐える購入後に販売 マイコニウム胞子 マラダケx1 - 技能石は全て一点物。ちょっと耐える,めっちゃ耐えるを買うと、捧げもの納品券が補充される。 喉突き改を買ってから退店すると紫キノコの店は閉店する。閉店後に紫キノコと話すとマイコニドと戦闘になる。 マイコニド捕獲後にマイコニドがいた所へ行くと、マイコニウム胞子を何度でも拾える。 マイコニウム胞子はフィアリア,バドアリア,フラワリアをマシュマリアに変化させる。 キノコ森を2箇所ある朽木に塞がれている出口から出ると、妖精の森にあった2つの縄梯子を下ろせる。 指かき回しがあればメルディーナを倒せるので、妖精の森の1マップ目でヘビースタブの宝箱を取れる。 ルルルーシュの離脱中は泉にいるウィンディーネと戦える。めっちゃ耐える習得済なら勝てる。 ウィンディーネに初勝利したときは、水の精霊討伐の証を取得する。再戦はルルルーシュがいるときでも可能。 ルルルーシュと別れた後、3回以上戦勝してから彼女と話すと、自動的に帰宅して、スーパーピルx5を渡される。 以降はルルルーシュの店でもスーパーピルを買える。 墓地~吸血鬼の館 暗い森の暗所で朽木が塞いでいる道を進むと墓地に出る。 暗所を抜けてから、墓石に近づくとディアディア、十字架に近づくと乳ディアディアと戦闘になる。 吸血鬼の館の左にスーパーピルx5の宝箱あり。 キャンドルヘッドのそばにある2本の蝋燭は持ち運べる。 これを吸血鬼の館の弱々しく光る蠟燭と取り換えると、暗い部屋が明るくなって通行可能になる。 奥には館の鍵とスーパーピルx5の宝箱がある。館の鍵で入れる部屋は3つ。右の部屋にはミミックがいる。 真ん中の部屋にはスーパーピルx5の宝箱がある。左の部屋に入るとルルルーシュが離脱する。 ルルルーシュがいない間は、彼女のベッドから紫色の陰毛x2を採取できる。 また、館の鍵があった部屋に1人で入ると、ヴァンパイアの部屋に連れ込まれる。 お守り収集はここまでに済ませておくといい。最初に略奪者の護りを買って素材集めを効率化すること。 ヴァンパイアに初勝利したときは吸血鬼討伐の証が手に入る。 蝋燭を暗所の台座に置いてからマップを出入りすると、台座のそばにダークエルフが現れる。 ダークエルフを初めて倒したときに闇エルフ討伐の証が手に入る。 ルルルーシュの離脱後、ヴァンパイアの部屋に連れ込まれてからルルルーシュに話しかけると 自動的に帰宅してハイパーピルx5をもらえる。以降はルルルーシュの店にもハイパーピルが並ぶ。 図書館 ハイパーピル入手済かつ撃破または捕獲した経験がある魔物の種族数が26種類以上で魔女の家1Fへ行くと ルルルーシュが失踪して、離れのB2Fから図書館へ行けるようになる。 これまで陰毛が落ちていたベッドと、離れのB2Fで、紫色の陰毛を3本ずつ拾える。 図書館では本棚の前に書類が散乱している場所に近づくと中級魔導書が現れる。 東側書物庫の牢で男の子に会った後、盗賊に関する本がある本棚から盗賊業入門書Iを入手できる。 そこから西の宝箱を開けると、更に指かき回しを覚えられる。 盗賊業入門書Iを持って男の子と再会すると錆びた工具を得る。また調剤室とお尻がいる牢に入れるようになる。 調剤室で魔法の修復液の空瓶を調べた後、ルルルーシュに「修復液を作りたい」と言うと、図書館の鍵をもらえる。 図書館の鍵で入れる部屋では、入口の貼紙を調べると、本棚から錬金術書IVを入手できるようになる。 錬金術書IVを持っていると、調剤室で魔法の修復液およびチェーンカッターを合成できる。 チェーンカッターを持って男の子がいる牢に戻ると、男の子に同行されることになる。 また忍耐の構えが忍耐の構えSになり、ルルルーシュがロビーからいなくなる。 お尻にチェーンカッターを使うと封印された魔導書と戦える。 男の子が同行していると、ロビー南の出口から外に出られる。外には回復薬x20の宝箱あり。 屋外に出てから左の方に進んでいくとラスボス戦になる。 クリアすると、離れのB2Fにラスボス,男の子,ジェルル,お尻の回想が追加される。 またラスボス戦をした場所にフィアリアが出現しており、話しかけると紫色の陰毛x13をもらえる。
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「ねえねえ、知ってる?学園の噂。最近夜の学園で何かの鳴き声が聞こえるんだって」 「聞いた聞いた!他にも廊下で何か小さな動くものの影を見たとか。怖いよねー。絶対に魔物だよ!だって、使い魔だったら――――――――――」 「大丈夫、僕がキミを守るから。安心して」 薄暗い部屋にその言葉は響いた。 ********** 「という噂が最近流れているんです」 ルクスとフィオナの事件から4日後の放課後、二人は毎日生徒会の業務をしにきている。 業務といっても手伝い程度で例えば書類整理や生徒会室にある倉庫から必要な物を見つけたりだ。そして今日ルクスは最近学校中で言われている噂のことをシンディアに話した。 このヴェルブルク学園は夜になると
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【登録タグ E ruke ミントP 曲 桃音モモ】 作詞:ruke 作曲:ミントP 編曲:ミントP 唄:桃音モモ 曲紹介 ~覚醒せよ、輝く未来を勝ち取る為に~ 引き籠り応援ロック。どこかで聴いた気がする 歌詞 (動画歌詞より転載) カーテンの隙間 差し込む月明かり 暗い天井見上げて このままじゃダメだ 呟いた言葉は 戯言にしかならず 現実に押し潰され 傷つくこと恐れ 立ちすくむような そんな 弱い自分は もう必要ない 夢へと走り出し 加速する もっと 早く 速く 待つだけの毎日には 飽きてしまったから 神話をこの手で 作り出すため もっと 高く 翔ぶの 薄暗い部屋の自分にサヨナラして ドアの向こうへ 闇に 押し潰されても 涙流さないで まだ立ち上がれる 夢見る事 どうか 恐れないで 今 夢は空へ 飛翔する もっと 遥か彼方 昨日より今日より 明日を見つめ続けたい 雲を掴むような道のりでも 辿り着くと信じてるよ 薄暗い部屋の自分にサヨナラして ドアの向こうへ コメント 名前 コメント
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【検索用 かこしん 登録タグ VOCALOID thus か 初音ミク 曲 曲か】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:thus 作曲:thus 編曲:thus 唄:初音ミク 曲紹介 どうも、過去に囚われたthusです。この曲はキネノベ大賞3に応募用に投稿したものを、絵を変えて再投稿したものです。権利上の関係で。 テーマは確か「すれ違った儘お別れになりそうな男性が彼女の居る飛行場へ走る」みたいな、何とも典型的なもので、典型が苦手な私は苦慮しました。天啓の曲ならその一寸前に書いてたんですけどね。典型だけに。\ツクテーン/ 歌詞のクレジットを見ると分かるのですが、この曲は非常に前から案が存在しました。愛情不足故、愛する人を抱きしめた包容力で相手の骨を全て折って締め殺して了うという、自らの愛情不足の殺傷性を穢れ畏れるみたいな原型だったので、その名残で歌詞に血羴い表現が残っていたりします。本当は、もっと血羴くしたかったんですけれども、当時時間に追われまくっていたので、完成させることを最優先に駒を進めました。 ところで、私自身何かしらの他の応募作品を聴きまくることがあるのですが、「他にこんな作品が応募されていたよ」というものが残っているのは非常に参考に為るのです。そういう意味も兼ねて「キネノベ大賞3」のタグをそのまま残すことにしました。それ以上の意味は、これと言って特段ございません。 他の応募した残り2曲も、再投稿する予定です。予定ですが、一気にやる時間と体力と余裕が無いので、順次…と言ったところです。前回のキネノベ大賞1について、結局全部再投稿できたのはキネノベ大賞1応募から大体1年弱後でしたので、今回も時間が掛かるかもしれません。あっ、それで思い出した。1年前赤い羽根共同募金のピアプロ公募に投稿した「ようせいのうた」っていう曲が、twitter投票で落ち続けて、遂に1年が経過しそうです。ですが、次回遂に日の目を浴びます。そして現在、今年の赤い羽根共同募金の曲を作っています。いやぁ、何というか、真逆此処迄延びるとは…って所感です。 締びになりますが、ここ最近行方不明者が妙に続出していて怖いので、その深渕に目を付けられないように気を付けたいものです。 曲名:『過去人』(かこじん) thus氏の77作目。 『キネノベ大賞3』参加楽曲(非公開)。絵を変えて再投稿されたものが視聴できる。 歌詞 (YouTube動画概要欄より転載) 「瞬く間に 堕ちて了うから」と 粛々と巡る季節は歩み 戴天と繁く乂る移り変わり 淀む成人の 初盆招致を迎えるよう 嗚呼、空隙が無くなって了った 放蕩に酔い痺れ 思いは恍け 細心に削れた 膨大連連 疾う超越し 半生の 七五三を 人形劇場で催すよう 嗚呼、そんな速く迄 突き抜けた 快い風が吹く 窓の外を 莠に暮れ泥む 余暇の時価が 言葉を涅む私 放心緘黙 如何せんとか 抱きしめ合わば その時 骨折り血飛沫[チシブ]く 真面の外しが 「そんな筈は」と苛むから 「そんな筈は」と苛むから 私は怖くなり もう止めました 傀儡で振舞う度 思い出 黯くなっていく 癆める糸の繊維に 罅割れ釁られ余情の限りで 「どうか引き留めて」と絞り願う 「どうか引き留めて」 偏重格差の私達は 互いを憂い演じに 「瞬く間に 壊して了うから」と 爽やか吹き抜ける 無情の風 莠に暮れ泥む 快晴の名残 鉄翼の重機 飛び 凪を破り 莠が揺れ残り 葺きを散らす 引き留めれない僕を 危める器用の無さ 停電が続く暗い部屋で 無力と無能を噛み締めた 過去は「それで良い筈だ」と肯うから 「それで良い筈だ」と肯うから 比較で劣る僕は諦めかけていた 傀儡で振舞う度 思い出 遠くなってく 僕等に絡む糸が 手を弋り 足弋り 宜ばかり具え 「置いて行かないで」を押し虔した 「置いて行かないで」 重たくなる悃 水平線を仰いで いつしか癒える迄を 消える迄を 莠に暮れ泥む影が騙る 曖曖 抜糸引く背後 繋ぐ 鬼門の手が (魂 釣り合わす台無しに努め 稀となる量 単 貶すか) 先刻に挿げ替わる 転嫁一代に呉れ (練達が真 寄与に値すを 親等へ善がり全て潰すか) 傀儡師が振舞う度 想い入れ 痛く軋み 抱きしめ合わば比喩の 骨折る腱切る虞に手放し 「傷つかないで」と相容れずに 「傷つかないで」と相容れずに 僕等は私達は互いを想う余りに 「大事過ぎて 堕として了うから」 傀儡を黒む糸の 独擅場を下る危めが 襷を千切る破衣から 操る邪鬼等へ言い放つ背中 「もう稽めないで」と蔽う糸を 「もう射止めないで」と祓う糸を 諸刃で寸寸に 猛々 轟く 悃の熱が 現在人で振舞う度 思い出 挿げ替わっていく 過去人で躙る足場に 焼け征く肺炎 死苦刺せど奔り 「どうか間に合って」進む癆みに 「どうか間に合って」戻る癆みに 僕等は私達は互いの想いが故 「傀儡にはもう堕ちはしないから」と コメント 名前 コメント
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闇が吹雪いていた。暗い雪の底で。ちよと榊、彼女たちに夜が明けることはついに無かった。 「どう……し……て……」 神楽は泣いていた。榊の遺体にしがみついて。一片の陽の光も差し込まぬ中、 ただ、激しくガラス戸を打つ吹雪だけが、世界の輪郭を顕わにしていた。 智は暗い面持ちで大阪を見やった。 「――大阪……何があったか聞かせてくれないか」 「……うん」 大阪がおもむろに語りはじめる。頭には痛々しげに包帯が巻かれていた。 「私らは、よみちゃんについていって、西側の廊下を歩いとったんや……。真っ暗で、 どの部屋に誰が潜んどるか分からんかった。みんな、気ぃつけよっていって……。それで、 よみちゃんが懐中電灯を手に先頭にたっとった。三番目の廊下をまがって、そのときやった。――誰かが廊下を横切ったんや」 部屋に、大阪の静かな声が響いた。もう三人だけになってしまった部屋に。 「確かに、みたんや。誰かが横切るのを……。私らはすぐに追いかけた。でも、みんな走っていくやろ。 私は足が遅いから、ついていくうちに遅れてしもうて……。それで二人が先に角をまがったとき、 悲鳴があたがったんや。あたしはあわてて角をまがったんやけど、誰かに後ろから殴られて、そのまま……」 「それで、よみがどうなったかは?」 大阪は首を振った。 「そうか……」 「よみだ」 不意に神楽が呟く。 「なんだって?」 「よみが殺したんだ!」 「なに……!?」 智が目を見開く。すぐにその顔が激情に歪んだ。神楽の襟首を掴む。 「おい、おまえ今何といった!? もういっぺんいってみろっ!」 「よみが殺したんだよ、榊を、ちよちゃんを!」 「ふざけるな! 何でよみが二人を殺さなくちゃならないんだ! でたらめもいい加減にしろ!」 「だってそうじゃないか!」 神楽が負けじと大声を出す。 「あいつも一緒に襲われたのならなぜ姿を現さない!? 怪我をしているならどこかから 私たちに助けを求めるはずだろう? あるいは、もう殺されているのだとしたら、 どうしてよみの死体が見つからないんだ? 忽然と消えちまっているなんて可怪しいじゃないか!!」 「それは……」 智が言葉につまる。確かに、暦の姿が消えてしまっているのは不可解だった。 ちよと榊を殺した手口といい、犯人は殺害の痕跡を隠そうとはしなかった。 誰かが来るかもしれない中、わざわざ暦の死体を運んで隠す理由が分からなかった。 「あいつが油断させておいて榊を刺したんだ。そして、あとからついてきた 大阪の頭を後ろから殴った。だけど殺し損ねて、それでどこかへ隠れたんだ」 「いいかげんなことを言うな!」 智が怒鳴り散らす。 「じゃあ聞くが、よみに、ちよちゃんと榊を殺す何の理由があるってんだ? いってみろ!」 「理由ならあるさ――よみは榊を憎んでいたんだ」」 智が口をあけたまま固まる。 「――何だって?」 短く、驚きの声が漏れた。 神楽はそんな智を冷ややかな目でみていった。 「よみの奴は前々から榊を忌々しく思っていたんだ」 神楽が言葉を続ける。 「美人でスタイルがよくって、男子にも人気があり、スポーツは万能。頭だって悪くない。 あいつはそんな榊を妬んでいたんだ。よみは別のグループとも付き合いがあるだろうが? 実はあいつ、陰で榊の悪口を言いふらしていたんだよ。こそこそとな。お前、かおりんが なぜ私らのグループから離れていったか知ってるか? 榊が嫌いなあいつとはそりが合わず、あいつに追い出されたんだよ」 「そ、そんな……」 襟首を絞める力が弱弱しくなっていく。 「クラスの中で孤立している前は知らないだろうがな」 ふん、と神楽は鼻を鳴らした。 「――実を言うとよ、私もお前が大っ嫌いだった」 「え?」 智の口からかすれた声が漏れた。 「勘違いするなよ。私は榊といるためだけによみたちのグループにいたんだよ。それだけさ。 だけどお前のことは本当にうざかったぜ。はっきりいって大嫌いだった。榊と一緒にいるために我慢して、 適当に調子を合わせていたよ。だけど、たまにマジで殺したいと思った。お前はクラス中から嫌われてるんだよ。 私らのグループ以外の女子は、いや男子も、誰もお前のことなんか相手してなかったろうが? 話しかけても無視されたとき、何かの気のせいだとでも思って自分に言い聞かせてたのか? ハハハッ! 大笑いだな。 よみだけは幼馴染の腐れ縁でしぶしぶお前の面倒をみてたようだけど、それでも半ばうんざりしてたぜ」 智は一点を凝視し、死んだように固まって、残酷な言葉を聞いていた。 神楽が構わずに立ち上がる。手提げの中に水の入ったペットボトルと、食料の一部を詰め込んだ。 「私は、勝手にさせてもらうぞ。もう、うんざりだ。いまさら、お前なんかと一緒にいるつもりはない」 戸口に立ち、そうやって大阪に振り向く。 「大阪、お前も私と来い。こんなやつと一緒にいるとロクなことないぞ」 智は固まっていたが、はっとして面を上げた。哀願するようなまなざしで大阪をみる。 大阪はなにやら考えているようであったが、智と目を合わせようとしない。 「――私も、神楽ちゃんといく」 そういうと、智を振り返ろうともせずに部屋を出て行った。 智はただ一人取り残された。二人の死体が残るその部屋へ。 頭の中がぐちゃぐちゃになり、神楽のさっきの言葉が何度も意識の面に出ては消えていった。 ふと手を見ると、榊の遺体を運んだときの血糊がべっとりとこびりついていた。 「なんで、こうなってしまったんだろうな――」 自分では泣きたくなんかないのに涙が溢れてきた。 拭っても拭っても、とめどもなく溢れてきて、ポタポタと畳の上に染みをつくった。 智は立てひざに顔をうずめてなきじゃくった。 「よみが殺したんだ!」 その言葉が反芻される。 本当に暦がちよや榊を殺したのだろうか。確かに、老人が犯人だと強く主張していたのは暦だった。 そして、二手に分かれて老人を探しに行かせたのも。 それが、疑いを老人に向けさせ、皆を分散させる手段だとしたら―― 「違う! そんなはずはない!」 智は激しくかぶりをふった。自分と死体以外誰もいない部屋に叫び声が響き渡る。 「よみは、よみはずっとあたしの友達だったんだ。そんなことするはずなんて、あるわけ……」 幼稚園からずっと、暦は同級生だった。どんな時でも一緒だった。 中学校のとき、智は陰湿なイジメにあっていた。そのとき、智は今からは想像がつかないほど、 内気で無口な生徒だった。そこをつけこまれて、気の弱くて頭もよくない智はイジメのターゲットになっていた。 毎日が地獄だった。死のうとも考えた。そんな智の唯一の友達が暦だった。暦がいなかったら智はとうに自殺していただろう。 高校に入り、智は自分を変えようと必死になった。もういじめられるのはまっぴらだと。 明るく元気な強い自分に生まれ変わるのだと。必死に勉強して暦と同じ高校に入ると、 中学のころの自分を忘れるかのように強気に出た。しかし、それは裏目に出た。 はしゃいで皆のウケを狙おうといろいろとふざけてみた。だが、本質は昔のいじめられっこままの、 まるで空気が読めない彼女のやることは、皆からひかれ、疎まれるだけだった。 智はいつの間にかクラスで孤立していた。そのことに智は気づかないふりをしていた。 それを認めてしまえば智の心はどん底までおちてしまうから。そうして暦のグループで はしゃいでるときだけが生きていると実感できた。暦だけが智の心の支えだった。 それなのに、暦が犯人だなどと―― 「そんなはず、ない……」 智はただ俯いて泣きじゃくっていた。 ――どれほど時間がたったろう。再び、屋敷に響き渡った。誰かの悲鳴が。